プラハでの行き詰まり

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チェコに行けば、日本人が想像する「これぞヨーロッパ」という風景や建物、食べ物、雑貨などに出会えるらしい、とインターネットか本で読んでから、訪れるのを楽しみにしていました。どんなに可愛らしく素敵なところなんだろうと。

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ですがわたしはチェコに来るまで何度も「これぞヨーロッパ」という体験をしていたんですね。

サンクトペテルブルグの重厚な建物や、

フィンランドからどの町でも見ている石畳や、

エストニアとタリンの旧市街、

オーストリアの山並みやお城とウィーンの美術館。

陸続きの国々ですし、歴史上同じ国だったこともある国々が似通っているのは当然なことで、それこそがヨーロッパの歴史を感じるところと言えばそうなんですが、プラハに着いてからどうも新鮮味がなく刺激がない、感動もない。

なんでここに来たんだっけな。

なんで旅行をしてるんだろう。

プラハ城や有名な橋や大聖堂も、仕掛け時計も、せっかく来たから見ているというだけ。(だけどユダヤ人地区は興味深かった)

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聖ヴィート大聖堂内部

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プラハ城からの町並み

無料のウォーキングツアーに参加してみるも、時間を浪費しているような気分になる。

と言っても特に行きたいところもないのだけれど。

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誕生の瞬間を体験できるというアート作品。目立つのでツアーの集合場所だった。

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旅に飽きていた、というのが一番妥当な表現なのかもしれないけれど、そうではない気がする。

こころがしっくりこない、わくわくしない、楽しくない。

原因がわからない。

この町がわたしには合わないのか?

だけどプラハに魅力がないと言っているわけでは決してなく、今改めてもう一度行けば絶対に楽しめると思う。

こういうときは何をやってもさっぱりなもので、選んだ宿は居心地のいいものとは言えず、ひとと思い切りしゃべりたくて町で日本人ナンパに挑むも1人も見かけず、とぼとぼと帰って宿でビールを飲んで寝たのでした。

次の日、あまり気にいらなかった宿を変えて気分転換しようと思って行ったのが36人ドミトリ―ルームのあるホステル。

36人て!

と興味本位で行ったのですが、案外居心地がよかった。

ホステルを選ぶとき、経験上一番避けたいのが、ルームメイトの当たり外れの影響が大きく、部屋が狭いこともある少人数の男女混合ドミトリ―。

ベストは8人程度の広そうな部屋の女性ドミトリ―ですが、価格が高めの設定なのが難点。

部屋人数が多い方が男女のバランスも取れてて安心できるし、安い。

運が悪くパーティ好きな人が近くのベッドだと、安眠できない可能性もありますが。

その36人ドミトリーは、縦に長い部屋を横に四つに区切り、その区切られた空間に8~10人ベッドが設置された造り。

縦空間の真ん中を通路が通っていて部屋の奥にはトイレとシャワールームがあります。

各時のロッカーと読書灯があり、居心地としては8人ドミトリーとさほど変わりませんでしたよ。

意識的に気分を上げて、プラハから電車で一時間ほどで行けるクトナーホラという町に日帰り観光に行ってきます。

気分が変わるといいなぁ。

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