慣れと適応


戻ってきたメインバザールもディワリのために飾り付けられていました。

ディワリのお祝いは、どうやら当日だけでなくしばらく続きそうな気配。

夜はこんな感じ。

インドでは何もかもにインドルールがあって、それがヨーロッパに飽きつつあったわたしにはとても刺激的で面白く、二週間があっという間でした。

またいつか戻ってくるだろうなという確信に近い思いを抱きながら見るディワリの夜景は、空気の汚いインドでもとてもキレイに見えました。

翌日、最終日のインドはオールドデリーのスパイスマーケットを散策。

米俵サイズの袋いっぱいの豆類やスパイスや紅茶などなど。

それらを買いに来たひと、どこかへ運ぶひと、売るひとたちで大賑わいで、冷やかしの我々はちょっと申し訳なく感じるほど。

この大量のスパイスや豆類を使いこなせたら、さぞ面白いんだろうなぁ。

散策後はニューデリーへ戻り、バックパックを担いで空港行きの電車乗り場へ。

二週間前、あれだけ決死の覚悟で挑んだニューデリー駅ではなぜか誰からも声をかけられず、非常にあっさり駅を通過し、駅の向こう側にある空港行きの電車乗り場に到着。

話しかけられたら軽くあしらってやろう、と意気込んでいたわたしは肩透かしをくらった気分。

客引きの彼らは、同じバックパッカーでも、まだインドに不慣れな客になりそうな人の雰囲気というものを熟知しているのだろうか。

怖かったタクシーの客引きや、むやみにたむろする人々さえ、最後には懐かしいような、恋しいような、なんだか切ない気分になるのでした。