柔らかく豊かな京都の水でつくられる昔ながらの豆腐屋6店

京都

これまで和食だけじゃない京都の魅力をいくつかご紹介してきましたが、

やはり昔から食べられている和食だってきちんと美味しいのが京都であります。

伏見の日本酒が有名なように、京都は地下水が豊富で水に恵まれた場所です。

その水を使って作られ、和食に欠かせないのが豆腐ですよね。

豆腐はスーパーで買うものというのが当たり前になってきましたが、京都には豆腐屋さんがまだまだ残っています。

リアカーを押してラッパを鳴らしながら売り歩く豆腐屋さん、京都で初めて見ました!

そんな京都の有名豆腐店から町の豆腐屋さんまでご紹介。

ちょっと買ってみてお宿で食べるという、現地で現地のものを食べるという贅沢を味わってみてください。

とようけ屋山本

北野天満宮正面にとようけ茶屋という一階が売店、二階が食事処のお店があり、少し歩いたところにある北野商店街の近くに本店があります。

どちらの店舗でも商品は買えますし、京都市内のスーパーにはとようけ屋の商品を扱うお店も多くあり、身近な存在です。

とようけ茶屋はランチの時間のみ営業されていて、特に生ゆば丼が有名です。

観光シーズンの時や、毎月25日に行われる北野天満宮の天神市の日は開店前から長い行列ができるほど人気です。

お店には観光客の方も多いですが、地元のお客さんももちろん多く、てきぱきとお客さんの対応をされています。

入山とうふ店

京都府庁から歩いてすぐの住宅街にあるのが、京都で一番古い豆腐屋と言われる入山とうふ店です。

路地と路地の角に構えた町家のお店は開放的で、豆腐が作られる店内が見渡せます。

こちらでは今でもおくどさん(かまど)で大豆を炊き、井戸水をくみ上げて使用されています。

これを聞いただけで美味しそうですよね。

店頭では油揚げや豆腐、ひろうす(がんもどき)などが値段の書かれた札とともにわかりやすく並んでいて、買いやすい雰囲気です。

豆腐を使ったお惣菜を始め、豆乳やおからを使ったケーキやドーナツ、ケークサレなどバラエティ豊かに並んでいて、お茶タイムや食べ歩きなんかにもいいかもしれません。

新鮮な豆乳も1カップから買えます。

豆徳屋

二条城から北に向かって15分ほどの住宅街にある豆腐屋さんです。

白地に力強く「とうにゅう」「おあげさん」などの文字が書かれたのれんが印象的な、すっきりした外観の豆腐屋さんです。

オンラインショップが整っていて、豆乳専門店という名の通り豆乳の定期購入もできます。

きれいで新しそうな実店舗からは想像できませんでしたが、創業100年で今のご主人で四代目だそう。大幅に改装されたのでしょうね。

のれんをくぐって中へ入ると、簡素でこじんまりとした販売スペースがあります。

冷蔵庫の中には豆腐やおからなどの商品が並び、すぐに奥からお店の方が出てきて対応してくれます。

オンラインショップを見てたら豆乳を買いたくなりました!

大徳寺 京豆腐小川

京都の北にある大徳寺の横に構える豆腐屋さんです。

映画「マザーウォーター」の舞台にもなったお店です。

水をはったシンクが店頭にあり、中には豆腐が入ってたりします。

昔ながらの伝統的な町の豆腐屋さんという趣ですが、店内は清潔感があり、使われている水はキレイなんだろうなぁと思わせます。

豆腐やお揚げはもちろんのこと、おからや大豆を使ったお惣菜も数点一緒に並んでいます。

大徳寺参拝の帰りに寄り道するのがよさそうですね。

森嘉

説明不要の嵐山の名店、森嘉さん。

名物の嵯峨豆腐はひとつ443円と、豆腐にしては「た、高い…」と思われるでしょうけれど、このお豆腐1丁で800gあります。

一般のお豆腐1丁が約300~400gなので2丁分くらいあるのですね。たしかに持ってみるとずっしりします。

お豆腐も美味しいですが、個人的には飛龍頭(ひろうす)がおすすめです。

ひとつ249円とお値段は高めなんですが、中には大粒のぎんなん、ゆり根、ゴボウやニンジンなど具だくさんでとても美味しいです。

店頭では揚げたてを食べられらしいので、私も今度店舗へ行ってみようと思います!

夏限定で販売される、丸く可愛らしい豆腐の真ん中にからしが入っている、からし豆腐も美味しいです。

京都南禅寺豆腐屋 服部

京都の東側、山が近く神社仏閣の多いところにあるお豆腐屋服部さんですが、小売りはしていません。(事前に連絡すれば可能だそうですが)

有名料亭や南禅寺周辺の湯豆腐屋さんはこちらのお豆腐を使用されているそう。

我々がそのお豆腐を購入できるのは、スーパーです。

取り扱いのあるスーパーで購入して、南禅寺の味をおうちで再現してみてください。いつもの豆腐とはやっぱり一味違います。

シンプルな湯豆腐冷奴が、やはり一番美味しさがわかります。

いつもの食べ物がとびきり美味しいという贅沢

夏の暑くて食欲の落ちる時でも、冬の凍える寒さの時でも、食卓に欠かせない豆腐。

シンプルに食べることが多い食材だからこそ、それがとびきり美味しいことはとても贅沢ですよね。

売られているその場で作られている物を、作り手の方から直接買う安心感は、今ではなかなか味わえなくなりました。

そういう「普通」の景色に溶け込むのも、京都ならではの楽しみ方です。

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