最初に言ってしまうと、海外旅行に英語力は必須ではないです。
けど、英語ができた方がスムーズだし、情報が増えて選択肢も増えて旅行が充実するし、出会った人ともっと仲良くなれます。
それだけでなく、英語ができるだけで、日々のいろんなことを世界規模で考えられるようになります。
例えば、昨今のコロナの報道は日本ではこうだけど、海外の現状ってどうなってるんだろう?海外のニュースを調べてみよう、とか、仕事がリモートで成り立つなら海外に住んで仕事を続けるって夢ではないよな…とか。
海外が身近になり、自分の人生における選択肢が自然と世界規模になります。
英語ができるようになるには、目の前の海外旅行だけを目的にするのではなく、こんな感じでもっとでっかく考えられるといいです。
自分は英語を通してどういう生き方をしていきたいのか?まで考えられると、勉強のモチベーションが続きやすいし、人生の広がりや可能性を感じることができます。
英語の勉強の終わりとは
英語は誰でもできるようになりますが、細々とでも勉強し続ける覚悟が必要です。結局、語学に近道はなく、終わりもないのです。
バイリンガルとして生まれない限り、どんなに英語ができる通訳者も翻訳家も、常に勉強し続けています。
勉強方法は自分に合っていれば何でもいいし、どれも正解ですが、この覚悟というか諦め(笑)は最初に持っておいた方がいいです。
わたしは2009年にオーストラリアから帰国した時から、この諦めをなかなか持てずに、語学の楽な道を探し続けて(半ば探してることで満足しながら)、勉強法に関する情報を集めていました。
そんな私が、これは本質をついていて信頼できると思うサイトや本、考え方をお伝えしましょう!
英語の勉強の始め方 <中学英語を復習する>
「英語ができるようになる」ことが目標でも、自分が今どれくらいのレベルなのかでスタートは変わってきます。
私は現場主義の「教科書で習うより現場で慣れろ!」という方が性に合っていたし、たまたまオーストラリアのワーホリでそういう環境にいたので、そこでスキルはある程度つきました。
が、これから英語をやろう!という場合で、自分がどのレベルかわからないなら、まずは中学の英語から復習しましょう。
中学レベルの英語ができれば英会話はできるとよく言われますが、全くその通りだと思います。
「なら自分はとっくに英語できてるわ!」という方もいるかもですが、中学の英語レベルが本当にできてると言えるでしょうか??
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」という本に出てくる文章はすべて中学レベルですが、冠詞(aとかthe)や三単現のsも含め、すべて完璧に英作文できるか試してみてください。
①「これは誰のかばんですか?」→?
②「午後雨が降ると思いますか?」→?
こういう例文をすらすら英訳できれば日常会話には困らないと思います。もっとスマートに言いたければボキャブラリーを増やせば問題ないですし。
ちなみに答えは①「Whose bag is this?」②「Do you think that it will rain in the afternoon?」です。
中学英語の復習をするには、メルカリとか中古の本屋さんで手に入る教科書や参考書とか、再学習者用の中学英語復習本などに沿ってざっと復習して思い出せばいいです。
ちなみに、世界的に英語の初学者に使われている教科書は「English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebook」です。青い表紙のやつ。
が、内容は中学レベルでも説明や問題文がすべて英語なのと、ちょっと高めなことを考えるとあまりお勧めできません。
英語の本で英語を勉強してる!感があって、テンション上げるにはいいです。(かつての自分)
ところで、「文法って必要なの??スクールとかで外人と話したりする方が効果的では?」という方もいるかもですが、基礎文法は当たり前に必要です。
ある程度の基礎文法が入っている前提で、その他のリスニング勉強や単語力や英会話の機会が生きてきます。
基礎文法がないまま、スクールで外国人と会話をしてなんとなく英語を勉強しているつもりになっても、スクール以外で英語がすらすら出てくることはありません。
海外へ行ってしばらく住んで、サバイバル的に慣れて話せることもあるかもですが、英語力取得に時間がかかるし、ある程度の英語力から確実に伸び悩みます。
中学英語の復習において絶対守るべき注意点
そこで「よし!じゃあきっちり中学英語を復習しよう!」と意気込んで教科書の1ページ目の「This is a pen.」とか「My name is Andy.」から順に進めても、悲しいことに、多くの人は途中で挫折します
ではどうすればいいのかというと、英語の勉強を挫折せずに進めるためのポイントは二つあります。
- 教科書の順番通りに復習しない
- 完璧を目指さない
まず、復習を進めるにあたって、教科書や参考書の目次に沿って順番にやらないようにします。
興味のあるところから始めればいいし、その日の気分で開いたページをやってもいい。
[kattene]
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「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」でDaiGoさんも書かれていますが、意識的に順番をバラバラに復習を進める方が、次に何を学習するか予想が立たず、脳の機能上効率がいいようです。
ちょっとずつしか進まない目次を眺めて、「まだこんなにあるのか…」と思うより、バラバラに進めて飛ばし飛ばしにでも何となく全体を掴んだ方が、学習が進んでいる気持ちがするものです。
他にも効率的な学習方法が具体的に書かれた本なので読んでみてください。
自分にできそうな勉強法を取り入れて、限られた時間で成果を出せるように工夫しましょう。(と自分にも言い聞かせる…)
そしてもうひとつは、決して完璧を目指さないこと。
我々はテスト勉強ではなく、英会話や英語の習得を目指しています。中学英語の復習を終えた後でも、もし覚えてない文法があればその都度戻って確認すればいいのです。
中学英語の復習は「あぁ関係代名詞とかあったな~」とか「動名詞ってなんだったっけ?」という感じで全体をざっと見直す程度に進め、さっさと終わらせましょう。
まずはすべてに目を通すことの方が大事。一つ目のポイントでも書いた通り、何となくでも全体を掴むことを意識します。
この二つの点に注意して、ざざっと中学英語の文法を復習してください。
中学英語復習のその後①
その後の勉強方法については、こちらのサイトを参考にすれば間違いないです。
わたしはこのサイトの運営者である愛さんのコミュニティに参加しているので、直接お話もさせていただいてますが、善意の塊のような方です。
ご自身の失敗や経験から一番良いと思われる学習法を、スピーキング、リスニング、ボキャブラリー、リーディングなど各分野ごとに惜しみなく公開しています。
私もブログでお勧めされていたイヤホンを買ってオーディオブックを聞いたり、瞬間英作文の練習をしたりしています。
お勧めイヤホンが載っている記事↓
オーディオブックに関する記事↓ (「超効率勉強法」もオーディオブックで聞きました!)
瞬間英作文についての記事↓
伸ばしたい分野のブログを読み漁りつつ、無料のメルマガにも登録して情報を得ることを激しくお勧めします!
中学英語復習のその後②
英語勉強方法を探すのが趣味みたいになりつつあった私にとって、「村上式シンプル英語勉強法」は独自性があってそれが的を得ていて、かなり納得しました。
ライティングやリーディングなどの各分野ごとに作者が実践してきた勉強方法が書かれているので、自分に合いそうなら取り入れるといいです。
勉強法が自分に合わなくても、考え方は参考になるので読んでみて損はないです。中古も出回っていると思うので安く手に入ります。
ちなみに、同じ作者の「村上式シンプル仕事術」も仕事をする上でとても参考になる考え方で、必要な知識を得るための参考書の紹介なども記載されています。私もその参考書を読んで勉強しました。
中でも、外国人とコミュニケーションを取る上では(仕事上だけでなく)宗教の基礎知識が必須という部分に激しく共感、納得しました。確かにそういう場面ある!って感じで。
そして自分の意見や考え方の根源にも、自分の宗教観が密かに関係しているということが割と驚きでした。自分が「仏教徒です」って名乗るのはなんか違う気がしてましたが、紹介されていた参考書を読んで「あぁ私は仏教の考えに納得できるから、やっぱり仏教徒だ」と思えました。
負担のない方法でコツコツ積み重ねるのが一番の近道
英語に関しては動画もブログもたくさんあるので、好みで勉強法を探してみるのはいいですが、勉強法コレクターになって実際の勉強は進まず…というのは避けたいですよね。
これだ!と思った勉強法に出会ったら、早速できることから取り組んでみましょう。
やってみたら、それが自分に合うかどうか、続けられそうかどうか、なぜ続けられないのかなどの分析ができます。
語学の勉強ってすぐに成果が出ず地味なので、自分の負担になり過ぎない方法で継続することが本当に大事です。
時に自分の英語力を客観視するために、スクールやオンライン英会話などで外国人と話したり、TOEICのテストを受けてみるのもいいと思います。
モチベーションもテンションも上がるし、相手に伝わるという楽しさや点数が上がるという喜びはスパイス的に必要だったりします。
でもそこで終わりにせず、また「地味にコツコツ」に戻って継続することが、未来の可能性を広げます。
ひとりで「地味にコツコツ」はなかなか気合いがいるので、先に書いた「独学で英語の達人」サイトの無料メール講座を受けることを再度お勧めしておきます。
Twitterで同じように勉強をしている人とつながるのもいいし、地域の英語教室や通訳ボランティアなどの集まりに行ったりして仲間を作るのもいいでしょう。
コツコツ未来へ投資していきましょう。