About me

こんにちは、米山翼です。
プロフィールのページにお越しいただきありがとうございます。

わたしはリハビリの専門職である作業療法士として10年弱働いていましたが、
現在はゲストハウスで働きながら、海外生活に関する個人アドバイザー、エージェントをしています。
このサイトにたどり着いたということは、あなたは海外生活に興味があったり、実際に海外へ行くための情報収集中だったりするのではないでしょうか。
わたしはこれまで、2年間のオーストラリアでのワーキングホリデーを含む約30カ国の国々を訪れました。
現在も比較的自由に休みを調整できるので、一年に何度か数週間の海外旅行へ出かけます。
海外へ行ったり英語を使うことに抵抗がないので、国内旅行と同じような感覚で友人と行ったり一人で行ったりしています。
今は、そんな自由で柔軟な生活と考え方で生きていますが、以前のわたしは自信がなく、自分が嫌いなネガティブ思考の人間でした。
やりがいのある仕事をしていましたがそれが負担に感じることもありましたし、
周りに信頼できる人がいて恵まれていたのにも関わらず、自分の弱さが原因で人間関係を複雑にしていました。
環境を変えたい、自分を変えたいといつも思っていました。

そんなわたしが「自分もなかなかいいかも!」と思えるようになったこれまでの経緯と、
どうして海外生活、留学サポートをすることにしたのかを書いてみようと思います。

わたしの家は、親の仕事の都合で引越しが多く、小学校を三度転校した転勤族でした。
内気で人見知りだったわたしは、転校から数カ月はいつも緊張と不安でいっぱいだったのを覚えています。
みんなと違うお道具箱や絵の具セットを持ち、給食後の歯磨きや席順の決め方などその小学校のシステムを知らないわたしは、いつも周囲を観察し、状況を先読みし、笑われないように、目立たないように、クラスに馴染むことに必死でした。

そのためか、いつからか本音を言わずに周囲に合わせることが普通になっていき、でもそんな自分が嫌いで、ずっと自分に自信が持てませんでした。

漠然と医療系の仕事に就きたいと思っていたので、高校卒業後は医療系の大学へ進学しました。
初めての一人暮らしや初めてのアルバイト、友人と居酒屋に出入りしたり旅行に行ったりと何をしても楽しかったし、
学校ではテストや実習、講習が次々とあって忙しく、同時に新しい知識を養っている面白さもあり、毎日が充実していました。

大学卒業後はある病院に就職しましたが、直属の先輩と上司の関係が悪く、入職早々にそこに巻き込まれる形でわたしと同僚も上司と対立する関係になってしまいました。
慣れない仕事やその対立から生まれる様々な問題で毎日がストレフルで、いつか辞めることを念頭に、次の休みの日だけを楽しみに過ごしていたように思います。

また、友人やパートナー、職場の同僚などに恵まれていたにも関わらず、なぜか常に孤独を感じていて、そんな自分が嫌でした。
そのためか誰かに精神的に依存する傾向があり、人間関係を複雑にしていたことが、更に自分を嫌いにさせていました。

そんな日々を送る中で、
「休みの日だけを楽しみに日々を乗り切るのではなく、毎日を楽しく過ごせる生活がしたい。」
「精神的に自立して、自分のことを好きだと思えるようになるにはどうしたらいいのだろう。」
と思うことが多くなりました。
そんな願いや希望が頭から離れず、5年という区切りをもって退職し、いつかやってみたかった海外生活をしてみることにしました。

わたしの初めての海外旅行は、20歳の春にオーストラリアへ二週間の語学留学に行ったときでした。
好きな英語を話す海外に憧れがあったわたしは、自分で探した留学エージェントに申し込み、初めてだらけの未知の国へ一人で出かけました。
そのときは不安と緊張でどうしようもなくて、出発の日、成田空港から泣きながら実家へ電話したことを覚えています。それだけ必死でした。
行ってみるともちろん大変なこともあったけれど、毎日がとても楽しく刺激的で、すべてがかっこよくて素敵に見えて、大満足の二週間でした。

その後、ワーキングホリデーという制度があることを知り、いつか長期で海外生活をしてみたいという夢を持っていたものの、日々の仕事やプライベートの忙しさでそのことを考えなくなっていましたし、仕事をやめて海外へ行くということが現実的なこととは思えませんでした。
退職することを考えたとき、その夢を実行するいいタイミングだったのです。
知らない世界をもっと見たいという好奇心、周囲の人とは違うことをしたいという天邪鬼な理由もありましたが、
仕事を辞めてそんな大それたことをして環境が変わったら、楽しい毎日が送れるようになるんじゃないかと考えたことが大きな理由でした。

夢の海外生活は、以前初めて訪れたときと同じ、オーストラリアのシドニーで始めました。
語学学校へ通い、シェアハウスで海外の人と住み、レストランでバイトを始め、友達とパブやカフェへ行くという憧れの生活は、自分の中の地図を押し広げていくような、未知のエリアを開拓しているという興奮と喜びを感じる刺激的な日々でした。

しかし、こういった喜びは、イベントやお祭りで感じるような、単発のわくわく、興奮であって、生活に慣れるに連れて徐々にそれらは薄らいでいき、わたしが思い描いていた「毎日が楽しい生活」とは微妙に違うように思えてきました。
それまでは、わたしはその「わくわく、興奮、刺激的」な日々が毎日続くことを描いていたように思いますし、そうでなければいけないと思っていました。
そしてその環境にさえ行けば自然にわたしも楽しく幸せになると期待していました。

だけど、本当に求めていたのは、心地よい環境で納得のいく仕事や役割を持っていて、穏やかな幸せが続き、毎日を安心して暮らせるような豊かな「毎日が楽しい生活」だったのです。
それまでのわたしは、自分がどんな生活や人生を求めているのか、何に悩んでいてなぜ自分が嫌いなのかということに正面から向き合わず、原因も答えも自分の外に求めていたのだと思います。

当初思い描いていた刺激的な「毎日が楽しい生活」は実は本当に求めていた生活でなく、自分の内側にこそ求めるもののヒントがあるのかもしれない。
「憧れの海外生活=毎日が楽しい生活」なのではなく、日本にいてもどこにいても、わたしが描く「毎日が楽しい生活」を送ることは可能なのかもしれない、ということに気づきました。
日本の生活でそれを求めるのは無理だ、とどこかで勝手に決めていたようでした。

これらのことは、
日本の生活と違い、言葉や文化の違いで何かとスムーズに行かない海外生活という環境を通して、いろんな壁にぶつかって悩んだこと、様々な考えを持つ人たちに出会ったこと、そのために自分と向き合わざるを得なかったからこそ気づいたことでした。
わたしにとってはとても貴重な時間でした。

こうして約2年の海外生活を終えて帰国したわたしは、まるでつながれていた何かが切れて急に放り出されたようなふわふわした感覚でした。
何がしたいのか、何を目指せばいいのか、なにも思いつかない。
不安だとか、寂しいとか、オーストラリアに帰りたいというわけではなくて、ただ何も思い浮かばず、何の欲求も浮かんでこない。

どうしたらいいのか困ったわたしは、友人を訪ねたり、田舎へ行ってみたり、リゾートバイトに行ったりと思いつくまま動いていました。
その結果、日本の各地で様々な人たちに出会うことになりました。
田舎暮らしをして農業をしたりイベント出展や企画運営などをして生活されているご家族のおうちにお世話になり、日本でもこんなに楽しそうに自由にたくましく暮らしている人たちがいることを知ったり、
その後に向かった京都では、自分たちでお店を改修、開業、運営する人たちや、お茶や華道を仕事へつなげる人たちなど、会社に属さずに自分の生き方を切り開いている人たちにたくさん出会ったりしました。

この日本で、こんな身近に毎日楽しそうに生活している人たちがいるんだな。

それを知ってふわふわしていた気持ちが落ち着いてくると共に、
「毎日が楽しい生活」というのは自分に正直になり、自分の気持ちや気分を優先して、自ら選んでいくことで形作られていくものなのだと思いました。
今はそんな生き方をしている自分に納得し、「自分が嫌い」から「自分なかなか面白いかも!」になりました。

海外へ行って日本ではできない経験をしたり、海外・国内問わず違う価値観を持つ人の話を聞いたりすることで、徐々に自分の中に自信のような、軸のようなものができたように思います。
また、時々再会する全国、全世界に住む友人たちのおかげで、気分がリフレッシュしたり、自分の考えを再確認したり改めたりと良い刺激をもらっています。
こんなふうに生活を変えられたのは、間違いなく、仕事を辞めて海外へ行ったあの決断がきっかけでした。

このページを読んでいただいたあなたは、今の生活や人生をより良くしたいと願い、方法を模索しているのではないでしょうか。

悩んだり、不安に思っているのはあなただけではなく、わたしもそうでしたし、同じような悩みや願いを持っている人にもたくさん会いました。

海外へ行ってみるというきっかけによって、普段の生活で触れることのない価値観に触れ、自分を客観的に見ることができます。
そういう視点をもつことは、自分の世界を広げ、人生を充実させていくでしょう。
自分はより良くなれるという可能性を知ってもらい、自分の力で一歩踏み出すサポートをすることが、わたしの「毎日が楽しい生活」にもつながり、そしてそれが次の誰かの背中を押すことにもなる。
そうやっていい循環が起こるといいなと思っています。

このサイトの名前であるstep acrossは、「踏み越える、またぐ」という意味です。
一緒に、一歩踏み越えてみましょう。

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