【オーストリア】チューリッヒ空港での一晩とアルプスの山並み彩る電車移動

オーストリア

女の一人旅なので、空港泊(空港のベンチで一晩明かす)はなるべく避けようと思っていたのですが、安い航空チケットは夜中に到着する便や早朝に離陸する便が多いのですね。LCCがとくにそうですが。

今回も夜に到着する便だったことと、物価の高いスイスにわざわざ短時間だけ宿泊するのはお財布的に痛手だったので、チューリッヒ空港に留まることにしました。

空港泊については別記事でまとめているので、空港泊を考えているならば読んでみてください。

一人でぽつんと寝るのは寂しいし何より危険ですので、空港泊組が多そうなベンチを探します。男の人ばかりだと、それもまた何となく不安なので、できれば女の人もいる場所がいい。

人通りが絶妙な場所にある、手すりのない寝やすそうなベンチを探し、トイレの位置を確認し、wi-fiの有無を調べ、24時間営業のお店やATMがあるのか調べる…空港泊は意外に忙しい。

近くに韓国人ぽい3人グループがいる良さげなベンチを発見。ちょっと賑やかだけど静かすぎるよりは安心。

いくら静かな場所で快適なベンチがあってもさすがに熟睡はできませんが、空港好きなわたしにとって空港泊は実はあまり苦でありません。疲れが取れた!ってことはないですが、そんな日もあっていいかな~と思える方です。選択肢の一つにどうぞ。

ところで、スイスはユーロが使えると思っていたのですが、お店で周囲の人を見てるとどうやら違う紙幣を使っている様子。

そのときは、スイスって通貨はなんだっけ??いくら両替すればいいんだろ??などプチパニックになりましたが、スイスでは流通しているのがスイスフランとユーロの両方で、換算すると若干スイスフランの方がお得、という感じらしい。

それを考慮したとしても、やはり物価が高い。空港だから尚更高い。

ついさっきまでいたエストニアやラトビアと比べると、冗談かと思うほどのコーヒーの値段。

日本と比べるとやや高めくらいの印象かと思いますが、長期バックパッカーにはつらい。

空港の中にはスーパーがあったので、そこでオレンジジュースと小さなパンだけ買いました。スーパーがあってよかった。

次にスイスに来るときは、もっと楽しめる予算を持ってこようと決意して、空港で過ごしたのでした。

スイスやオーストリアはどこでも英語が通じるので旅は順調でした。

唯一困ったのは、チューリッヒ空港からオーストリアへ向けて電車に乗るとき。

電車乗り場っぽいところでチケット販売機っぽい機会に挑むのだけど、なんだかさっぱりシステムがわからない。チケット売り場には機械が置いてあるだけでスタッフがいないので聞くこともできない。

そもそも、このチューリッヒ空港駅には改札がない。

チケットを売る機械が置いてある場所から、そのすぐ横にある階段で地下へ行くと、そこがもうプラットフォーム。

時間ばっかり経って仕方ないので、それっぽいチケットを買って、チューリッヒ市内へ行くっぽい電車に乗ってみました。

その電車がどうやら急行だったようで、2~3駅、時間にして10分程度でチューリッヒ駅に到着。

チューリッヒ中央駅にもやっぱり改札口はなく、チケットチェックをする人や機械がないんです。

つまり、無料で乗れちゃうシステムなんですよね。

オーストリアの電車でもそういう場所があって、「どうなってんだー!」と思ってました。正直に正規のチケットを買うのがちょっと馬鹿らしく感じるというか…

でもそれで、成り立ってるんですよね。ルールは守るだろうという前提で成り立っている。もちろん全員が守ってるわけではないと思いますが。

その信頼度ってすごいよなぁ。

チューリッヒ中央駅からは隣国オーストリアのフェルドキルヒという町へ向かいます。

ここにはオーストラリアのワーホリでお世話になったエージェントのAplacを経由して知り会ったさよちゃんがいます。

メールでは連絡をとっていたけれど、実際に会うのは初めて。緊張とか不安よりも、信頼できる人が迎えてくれるという大きな安心感を感じる。

旅先で何よりも信頼できるのは人からの紹介。ロシアでも何度も感じた人の縁。ネットやガイドブックよりもよっぽど信頼できます。

オーストリアへ向かう車窓では、これまで中国からモンゴル、ロシアや北欧などで見た景色とは全然違う、アルプスの少女ハイジで見たような、雪の積もった尖った山頂が連なる景色を見ながらの移動でした。

その山々を背景にした湖のある風景、家や教会のある風景など、どれも本当に美しい。まるで絵葉書か写真集。

(見とれ過ぎて写真が無い・・・)

急に「自分はいまずっと憧れていたあのオーストリアへ行くんだな」と実感して、静かに感動していました。

すべてが、美しく洗練されて見える。

車窓からの景色に飽きることなくすぐに目的地に到着。

改札口へ向かうと「Tsubasaさん WELCOME」のかわいくて暖かい文字の紙を持った、穏やかな笑顔のさよちゃんと、旦那さんのゴビンダが待っていてくれました。

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