【ルーマニア】寒い雨と霧のかかるブラショフでドラキュラ伯爵のブラン城を訪れる

シビウからバスで向かったのは、ドラキュラ城のモデルになったブラン城が有名なブラショフという町。

トゥンパ山が近く、町の背景には山の緑がある爽やかで素敵な町。

…のはずが、わたしの行った日は雨ですごーく寒かったので、残念ながらわたしにとっては暗くて寒い町、という印象です。

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予約したのはスタッフの評価が高かったPromenade hostel。

チェックインしてちょっと休ませてもらった後、早速ブラン城に行ってみます。

その前に中華料理屋でとりあえず腹ごしらえして(野菜と醤油の味がすごく恋しくて思わず中華)、

西バスステーションまで歩いていき、ブラン城行きのバスに乗りました。

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雨で天気が悪いことと山が近いこともあり、小高い場所にあるブラン城の周囲はうっすら霧がかかり、

昼間なのに薄暗く、バス通り近くに墓地があったりして、すでに全体の雰囲気がホラー映画

週末だったので観光客が多く、いつもならうんざりするところ、寂しい気持ちにならなくて今回だけは逆に良かった…。

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城自体はすっごいキレイ!とかレンガ造りがたまらない!とかいう興奮はあまりなかったですが、

城から見下ろした町が、「山間の田舎町にドラキュラ伝説があり、夜には女性の叫び声が聞こえるという噂が…」といった小説に出てきそうな雰囲気のある町でよかったです。

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城内は資料館になっていて、城の造りに始まり、その地域の歴史やドラキュラのモデルとなったヴラド三世について、彼の行った串刺し刑について写真などの資料とともに展示されています。

彼がヴラド三世。

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また、ドラキュラの小説や映画にまつわる話がたくさん展示してありました。これは面白かった。

お城はこじんまりとしていて、わりと複雑な入り組んだ造り。

晴れた暖かい日だったら町中のいろんなお店が並ぶ通りをぶらぶらするのも良さそうなのですが、天気のせいか人がいなくて閉まっている店も多いので、早めに宿へ戻りました。

宿の受付でビールを買い、暖かいリビングルームのソファで、隣にいたドイツ人のおじさんとビール話で盛り上がった夜でした。

宿で出会う人が気さくないい人ばかりだったけれど、部屋の隣のベッドで寝てた男の人は一日中パソコンを見ているネット中毒みたいな人で気持ち悪かった。。。

次に向かうのはルーマニア最後の目的地、首都ブカレスト

シビウで会ったジェシーお勧めの宿に泊まります。