【オーストリア】フェルドキルヒとブレゲンツで憧れの窓辺の赤い花とカラフルな街を堪能

オーストリア2日目はフェルドキルヒ散策へ。

まずはフェルドキルヒ城へ。

こんな小さな町にもちゃんとお城があって歴史を残す。ヨーロッパの長い歴史のほんの一部に触れてみる感覚。

お城は高台の上に建っているので、フェルドキルヒの街並みを見下ろせます。相変わらず天気が悪いですけども。

ヨーロッパの石文化の街並みはやっぱり絵本の中のよう。可愛らしいなぁ。

その後は街をぷらぷら散策してさよちゃんが普段寄り道するところへ入ってみたり、カフェでお茶したり。

スーパーで買い物したり、隣の国(隣町、じゃないですよ!)のリヒテンシュタインで働くゴビンダを迎えに行ったりしました。

夜にはさよちゃんの通う、インド料理屋のヨガ教室へ。

わたしのために始めの方は英語でレッスンをやってくれたのだけど、レッスンに集中していくと先生はドイツ語オンリーになっていく笑

なんとなくの雰囲気でついていきましたが、面白い体験だった。知り合いがいなければこんなところでヨガのレッスンに行くことは絶対になかったでしょうし。

まるでオーストリアで暮らしてるみたい。そんな普通の生活の一部みたいな時間の過ごし方って大好きです。

3日目はそんな町の可愛らしさ満載のブレゲンツというところへ行きました。

ブレゲンツはフェルドキルヒからバスと電車で一時間ほど北に向かった、ボーデン湖脇にあるドイツとの境目にある町です。

湖上オペラがあることでも有名。こんな感じで大規模なセットが都度作られる。

このときは兵馬俑のセットでした。

湖畔のすべてのカフェとレストランは、石畳の道にテーブルと椅子を並べていて、そこで寛ぐ人々は揃って湖を眺める。

眺める先にある向こう側の湖畔の町はもうドイツ。国が変わるという感覚がこんなにも近くて簡単で当たり前であることがなかなかよくわからない。

町の中心部はパステルカラーの壁をもついろいろな建物がきちんと整列し、ここでも窓辺の赤い花が華やかさを加える。

なんでこんなに赤い窓辺の花って石の建物にしっくり似合うんだろう。

建物は壁画で彩られていて、まるで美術館のようでした。これは市役所。

フェルドキルヒでの最後のディナーは三人でフェルドキルヒ城内にあるレストランへ。

自慢の巨大シュニッツェル!シュニッツェルとは薄いカツのことでオーストリア名物です。

雰囲気が素敵な古城でのお食事を終えると、明日はもう旅立ちの日。

知っている人が側にいて、美味しい食べ物と快適な部屋で過ごせた3日間が心地良すぎて、すごくすごーく心細い。

ロシアやら中国やらを1人で旅行してここまで来たのがちょっと信じられないほど、このときはとても寂しくなった。

それだけ楽しい時間を過ごせたということだし、それは有り難いこと。

産まれてくる新しい家族を含めた3人に、また会いにこなくては。