美しいヨーロッパの街並みも、壮大なサバンナも、なが~い時間の飛行機移動をしなければ見ることはできません…!
ただでさえ興奮して緊張している海外への旅の始まり。長い時間を過ごす機内は不安がいっぱいですよね。
旅の始まりの長い時間を快適に過ごすことは、その後の体調や旅のスケジュールにも影響するので、いいスタートを切りたい。
あわよくば飛行機の移動時間を好きになれれば、今後海外旅行に行くハードルが一つ下がりますよね。行動範囲がどんどん広がるかも。
事前に出来る対策や準備をして、機内の時間を快適に過ごすことにこだわってみましょう。
身体への負担を減らすために、わざわざ対策と準備をするメリットはたくさんあります。
私がいつも飛行機の中へ持ち込む必須アイテムとともに、長距離飛行機における対策をお伝えします。
準備が肝心!飛行機に乗る前に済ませおくべきこと編
飛行機内での時間を快適に過ごすためには、実は飛行機に乗る前の準備が大事だったりします。
空港へ行ったらまず、自分の予約した便の航空会社カウンターで、搭乗手続き(チェックイン)をします。その際に、大きな荷物(スーツケースなど)を預けます。
飛行機内への持ち込み荷物は別にしておく必要があるので、もしスーツケース内に持ち込みたいものがあるなら預ける前に取り出しておきましょう。
機内へ持ち込める荷物の大きさや重さは決まってますし、液体物や変圧器、ドライヤーなどは持ち込めないので、予約した便の荷物の規定を確認しておきます。
チェックインが済んだら、保安検査と出国検査へ進みます。
保安検査では飲みかけのペットボトルを含め、持ち込める液体物に制限があるのでよーく確認しておきましょう。こちらを参考に。
保安検査通過後に買ったペットボトルやお土産(お酒などの液体含む)などは機内へ持ち込めます◎
目的地の国の現地時間を確認して、体内時計を合わせていく
さて、出国検査(パスポートを出してスタンプをもらうとこですね)を通過すると免税店やブランド品のショップが立ち並ぶエリアへ入ります。
ここでショッピングを楽しんだり、カフェで休憩するなど搭乗時間までの時間を楽しめます。
ですが、ここで気を付けて欲しいのは、行き先の国との時差です。
「時差」というと、どう計算するのかよくわからない!とかって慌てちゃうかもしれませんが、要は「今現地は何時なのか?」がわかればいいんです。
何時間の時差なのか覚えてその都度計算してもいいですが(日本時間+6時間=現地時間、というふうに)、おすすめはスマホ内蔵の時計を見ることです。
たいていのスマホには、「World Clock」など世界の各都市と日本の時間を見れる機能があります。なければ世界の時間が見れるアプリなどをインストールしてもいいですね。
そうして現地(都市名で設定)時間を確認し、時差ボケの影響を抑えるために、できるだけ早い段階から現地時間に体内時計を合わせるようにします。
たとえば、飛行機に乗る前の日本時間が昼14時で、そのとき現地時間が夜20時ならば、これから身体を休める(眠る)方向へ持っていきたいので、以下のように過ごします。
- コーヒーなどのカフェインやアルコールを控える
- スマホやパソコンを使う時間を減らしてブルーライトの影響を少なくしておく
- 消化の良い食べ物を選び、お腹いっぱいに食べない
旅行の始まりって一番テンション上がる時間なので難しいですけど笑、なるべく落ち着いて過ごすようにします。
ちなみに、飛行機が離陸してしばらくすると、日本時間、現地時間に関係なくメインの食事が提供されます。(LCCでは食事を購入した人のみ)
なので飛行機に乗る前は、それを踏まえて食事量を調整するといいです。
一方、さっきと逆で、日本時間が夜だけど現地時間は朝の場合、以下のように普段の昼間と同じように過ごします。
- なるべく起きているようにする
- コーヒーを飲んだり、刺激の強いものでも飲みたければ飲む
- スマホやパソコンで仕事や勉強など考える系の作業をする
- 動画を見たり旅先の調べ物をじっくりする
わたしは体内時計を合わせるためにも、飛行機の中に入ってすぐに腕時計を現地時間に合わせてしまいます。
スマホの時計は、現地に着いて場所を認識すると勝手に現地時間になります。(べんり!)手動で早めに現地時間へ切り替えちゃってもいいです。
メイクを落としてコンタクトを外し、服装を楽な快適着へチェンジ
一通りショッピングなどを楽しみ、そろそろ搭乗口へ行く時間になったら、トイレでメイクを落として歯磨きをし、コンタクトを外して眼鏡にしてリラックスできるゆるめの服装に着替えちゃいます。
そうやって、外観を機内モードへチェンジします。
これはさっきの現地時間に関係なく、狭い機内でできるだけストレスなく過ごすためにやってます。
ビジネスクラスに乗るならもっときちんとした格好がいいですが、エコノミーならカジュアルな服装で問題ないです。
ワンピースやゆるめのズボンなど、長時間座っていて疲れない服装を選びましょう。
赤の他人がいる場所ですっぴんなんて…!という方や、そんな格好では落ち着かない!という方は、気にせず自分の快適に過ごせる服装でいきましょう。自分が楽に快適にいられればその方がいいです。
ただ、機内では食事が終わって間もなくすると、照明を落として暗くなります。なので個人的にはそこまで気にしなくてもいいんじゃないかなーとは思います。
拭き取るシートタイプのメイク落としをご利用なら、飛行機の中でメイクを落とすこともできますね。(わたしはこのタイプが苦手なので先に落とす派です)
飛行機の中はトイレの数が限られているので、長い時間トイレを占領するのはNGですが、素早くできそうなら機内で着替えたり身支度しても問題ないです。
非常食と飲み物をゲットし、買い忘れを最終チェック
LCCでない限り、食事の時間以外でも、軽食や飲み物は無料で注文できますが、欲しいときにすぐ食べられる、飲めると思えば安心感があります。何度もCAさんを呼ぶのは気が引けるし。
わたしはいつも食べてるお菓子やナッツ類、飲み慣れたお水(海外のお水は少し飲みづらい…)を機内用に少しだけ持ち込むようにしています。
旅立ちの前に、薬や歯ブラシ(日本の歯ブラシは一番有能だと思う)など必要なものの買い忘れがないか最終チェックをして、いざ!飛行機へ。
これがあれば安心!飛行機の中へ必ず持ち込む13のアイテム編
それではわたしが飛行機に持ち込む手荷物として持っていく必須アイテムをご紹介します。
機内で使うだけの物もわざわざ持って行きます。
- 保湿マスク
- 着圧ソックス
- スリッパ、ビーチサンダルなど機内用の履物
- 好みの首まくら(ネックピロー)とアイマスク
- いつも使っている疲れにくいイヤホン
- 保湿系化粧品(クリーム、化粧水、目薬、リップクリームなど)
- 眼鏡、コンタクト用品
- 歯磨きセット、タオル
- 上着、ストールなど寒いときの防寒衣料
- 非常食と安心水
- ペンなどの筆記用具
- 充電器
- カメラやパソコンなどの電子機器類と貴重品(パスポート、お金など)
それでは、一つずつ紹介していきます。
保湿マスク
機内の湿度は非常に低く、乾燥度合いは砂漠以上だそうです。オソロシイ…
わたしはもともと乾燥肌で肌が荒れやすいので、その後の旅行を快適に過ごすためにも機内の乾燥対策には超真剣です。
マスクが一般的でない外国の方が多い機内ではちょっと目立ちますが、気にしない!で座席に着いたら早めに保湿マスクを装着します。 そして食事以外の時間はなるべく着けてます。
保湿マスクとは、マスクの内側に湿ったフィルターを入れることで保湿効果があるものです。
立体タイプとプリーツタイプ(就寝用)がありますが、プリーツタイプ(就寝用)は眼鏡をかけたときに曇りやすいので、わたしは立体タイプを選んでます。
香りつきのものもあるので、好みで選んでみてください。
着圧ソックス
長時間のフライトは、トイレ以外は座席にずっと座っていることになるので、足がすごーくむくみやすいです。
座席に体育座りをするように足を上げたり、隣の座席が空いてれば、そちらへ足を投げ出したり体勢を変えてみるものの、基本的にはやっぱりむくみやすいポジションです。
そこでわたしは、座席についてすぐに着圧ソックスを履きます。
メディキュットなどの着圧ソックスだと効果抜群でいいのでしょうど、値段と相談すると「機内で履くだけだしなー」と躊躇ってしまうわたし。
わたしは着圧ソックスは窮屈で日常使いはしないので、100円均一で見つけた着圧ソックスで足先が出るタイプ(機内ではビーチサンダルを履くので足先が出てるほうがいい)を履いてます。
他の物と比べたことがないので効果のほどは何とも言えませんが、履かないときと比べるとむくみは大分マシです。
例え効果を感じなかったとしても100円だし、買って試す価値はあるかと。
夜行バスを利用するときなんかも履くといいですよ~。
スリッパ、ビーチサンダルなど機内用の履物
わたしは座席につくとまず靴を履き替えちゃいます。
海外へ行くときはよく歩くので、トレッキングシューズを履いたりするから余計窮屈なんですよね。
室内用のスリッパとかをお持ちならそれでもいいですが、わたしはビーチサンダルを履きます。
海外の屋内は土足ですがそれがどうも落ち着かないし、シャワーの後や夜寛いでいるときに靴を履きたくないので、屋内ではビーチサンダルを履いてます。
みんなが土足のところを裸足や靴下のまま歩くのは抵抗があるけれど、サンダルなら着脱簡単で楽ちん。
もちろんビーチでも使えるし、ホステルでシャワー入るときとかにも便利です。薄くて嵩張らないビーチサンダルは海外旅行で重宝しますよ~。
おすすめはブルーダイヤのビーチサンダル。
いろんな色の組み合わせが選べてかわいいし、値段もお手頃、しかも丈夫です。
わたしは結構長く使ってますが、全然壊れないです。
首まくら(ネックピロー)とアイマスク
わたしはなるべく身軽でいたくて、荷物を減らしたい派だったこともあり、長距離旅行の定番とも言えるアイマスクと首まくら(ネックピロー)を今まで使ったことがありませんでした。
ですが、満を持して!今度海外へ行くときは持っていこうと思ってます。(コロナのおかげで未だ飛行機で活躍できず)
やっぱり専用のものがあると快適さが違う!ちゃんと眠れる!と、今更ながら思いました。
コンパクトになるし、U字型だけど首へのサポートもしっかり。ボタンで空気を入れるというのも衛生的でいい。
すでに夜行バスの必需品になりました。飛行機の中でも活躍しそうです。
アイマスクも「わたしはどこでも寝れるし、機内も暗くなるしいらないな~」と考えていましたが、自分が寝たいときに周囲の人が映画を見続けたりしていると、その光が結構気になります。
夜行バスでも、バス会社によっては休憩のたびに電気をつけたりするので、そのときに眠りを妨げられないだろうし。
今までは気にならなかったのですが、前回(2019年2月にニュージーランドへ行った時)はやたら気になって眠りにくかったので、やっとアイマスクの必要性を感じました…
いつも使っている疲れにくいイヤホン
わたしの飛行機の楽しみの一つは、まだ動画配信されてない新しい映画を見ることです。
体調にもよりますが、三本くらい連続で見るくらい楽しみます!
ただ、機内で映画を見る場合、画面が近いので疲れやすいことと、ずっと画面を見た後だとなかなか寝付けなくなるのが難点。
なのでほどほどに見るのが一番です…。(当たり前ですけど)
機内には、無料のイヤホンが座席に置いてあるのでそれを使っても良いのですが、わたしはあの左右つながっている耳の穴の上からふさぐ形のイヤホンだと耳が痛くなるのと、音が聞き取りにくく感じます。
なので、自分が普段使っている耳の穴にはめ込む普通のイヤホンを持ち込みます。
ちょっとした不快な点を、いつも使っている慣れた物で代用できると、不快度はだいぶ下がります。
保湿系化粧品(クリーム、化粧水、目薬、リップクリームなど)
「保湿マスク」でも書いたように、機内の乾燥は恐ろしいレベルなので、いつもより念入りに保湿をします。
保湿成分が多めのスキンケアを用意するのもいいですし、普段使っているものをこまめに使うのもOK。
わたしはもともと乾燥肌なので保湿系の化粧水やクリームなどを普段使いしてるので、それを持ち込みます。
機内へ液体物を持ち込むには、100ml以下の容器に詰め替えて容量1リットル以下のジッパー付透明袋にいれなければならない。と、されていますが…
個人的な体験談をこっそり書くと、わたしは今まで透明袋に入れて持ち込んだことってありません。でも普通に保安検査を通過できてます。
さすがに100mlを大きく越す液体物は保安検査ですぐに見つかって没収になるでしょうけど、わざわざ一人ずつ、液体物は100ml以下か?それらを透明袋に入れているか?を検査することってないんじゃないかなー、なんて思います。
ただ、これはあくまで個人の体験談ですので、心配なら規定に沿ったものをちゃんと用意してください。
眼鏡、コンタクト用品
わたしは目が悪いので眼鏡やコンタクト(ハードレンズ使用)が欠かせません。
機内では乾燥が激しいことと、眠くなったときにすぐに寝れるようにしたいので、眼鏡で過ごすようにしています。
コンタクトケースに保存液を入れた状態できっちり蓋を閉めておき、眼鏡ケースの中に眼鏡と一緒にして手荷物に入れておきます。
これはコンタクトケースを持っていくのを忘れないように、というずぼら管理なので、眼鏡が傷ついたりとか液体が漏れるかも?と心配な場合は普通に別に保管しましょう。
ソフトレンズなら保存液とセットになった使い捨てのケースがありますよね。あれ便利そう。
乾燥が心配な場合は目薬の用意もあると安心です。
歯磨きセット、タオルまたはその代用品
歯磨きや洗顔など水を使える場所は、飛行機の中にはトイレしかありません。
わたしは搭乗前と着陸後に、空港のトイレで歯磨きや洗顔をするようにしているので、歯磨きセットは用意していますが、機内で使うことはあまりありません。
限られた数のトイレを占領するのがどうも気が引けるので…
空いていそうな時間帯にトイレのついでにささっと歯磨きをすることもありますが、長い時間トイレを占領することは控えています。
このあたりの快、不快は個人で違うと思うので、気になる場合は、水分を使わない歯磨きシートやウェットティッシュを活用するのも手ですね。
上着、ストールなど温度調整できる衣類
飛行中は機内は肌寒いので、夏でもカーディガンなどの薄手の上着やストールを持ち込むといいです。
LCC以外の飛行機ではブランケットも用意されています。(LCCは有料)
わたしは日除けや防寒にもなり、機内では丸めて枕代わりにするなど、様々な活用ができる綿の大判のストールを持っていきます。
温度調整も快適なフライト時間を過ごす鍵になりますので、自分に合ったものを準備していきましょう。
非常食とお水
長距離のフライトでは朝食、夕食などのほかにお菓子や軽食が出たりしますし、飲み物もいつでも頼めます。
なので基本的には食べ物や飲み物を持ち込まなくてもひもじい思いはしませんが、わたしは自分の好みの物をちょっとだけ持ち込みます。
持ち込んでも結局食べたり飲んだりすることってあまりないのですが、困ってもこれがあるという安心のために持っています。
話はちょっと変わりますが、わたしは海外で観光などに出かけるときは、どこに行くときも絶対に飲み水と食べ物を少し持って行きます。
目的地の近くにお店がないこともあるかもしれないし、観光地だと価格は上がるかもしれない。
それに、道に迷ったときや何かのハプニングでどうしようもなくて途方に暮れたとき、お腹が空いてたり喉が渇いていると、冷静な判断ができなくてますます状況は悪くなるからです。
地図や携帯電話だけポケットに入れてスマートに出歩けたらかっこいいなぁと思うのですが、わたしにはできなさそうです…
ペンなどの筆記具
国際便では、離陸後すぐに到着空港の入国審査や税関で提出するための入国カード、税関申告書が配られます。
入国審査までならいつ記入してもいいのですが、時間に余裕のある機内ですぐに書いておくことをオススメします。
わたしはそれら申告書などを受け取ったら、その場で書いてしまいたいのでペンを持っています。
それ以外でも例えば地図上の目的地に印をつけたり、言葉がなかなか伝わらないときに言いたいことを図示したり、何かメモをとったり、意外に活躍の場が多いです。
携帯電話、イヤフォンなどの充電器
わたしは機内で携帯電話を使うことはありませんが、現地に着いて地図を見たり、予約していた宿の詳細を確認したりと携帯電話をたくさん使いますので、搭乗前に空港で充電をしておきます。
搭乗口には充電コーナーがあったりしますし、コンセントが使えるカフェで搭乗前の時間を過ごすのもいいですよね。
機内ではUSB経由で充電できることもあるので、それを活用してもいいです。
日本の電圧は海外に比べて低いので変圧器が必要ですが、パソコンや携帯電話などの電子機器の充電器は対応電圧が海外電圧も含まれた広い範囲(100v~240v)なため、変圧器は使わなくて大丈夫です。
電圧対応していないものもあるヘアアイロンやドライヤーなどの対応範囲を事前に調べておきましょう。
海外電圧対応でないものを海外で使用するととても危険なので絶対!使わないように。
変圧器は高価なものが多いですし、何よりとても重いし嵩張りますので、海外対応のものを新しく購入するか、ホテルなどで借りられるといいですね。
また、コンセントの差し口は国によって異なるため、旅行する国に適した変換プラグが必要です。家電量販店などでひとつ数百円から売っています。
カメラやパソコンなどの電子機器類と貴重品(パスポート、お金など)
カメラやパソコンなどの電子機器など衝撃に弱いものは必ず手荷物として持ち込みましょう。その他貴重品やパスポートに関してはいつでも、常に手元になければいけないものです。
トイレで席に立つ場合にも、常に持ち歩けるようにセキュリティポーチやサコッシュなどを用意すると便利ですよ。
ケルティのサコッシュは普段使いもできるし、お値段も手頃なのでわたしも欲しいなぁと思ってます◎
その他機内時間の快適さを左右するものについて編
座席
飛行機の座席をインターネット上などで予め選べる場合、三列構成の飛行機(両端列に2~3席、その真ん中の中央列に3~4席)ではわたしは中央列の通路側を選びます。
理由は自分がトイレに行きやすく、隣の席の人も逆側からトイレへ立ったりできるので、気を遣わずに済むこと、スタッフの方に声をかけやすいこと、です。
両端列の通路側ですと、隣の方がトイレへ行くたびに通路側の人も立たなくてはいけないので、お互い気を遣います。
同様に窓側の席は、眺めはいいですがトイレに行きにくく、スタッフの方にも声をかけにくい。
これは完全に個人の好みですし、一人の場合と数人で乗る場合など状況によっても変わりますが、迷ったら「中央列の通路側」をお勧めします。
時差ボケ対策
目的地にも寄りますが、時差の大きい国へ旅行に行くときには時差ボケが心配ですよね。
身体のそのときの状態を一番優先して休むべきときは休むべきですが、現地でなるべく元気に自由に動ける時間を多く取れるように、機内で過ごすときから時差への対策をしておくとよいです。
時差ボケを防止するには内臓に負担がかかりにくい食事を取り、水を多く飲むといいそうです。
そのために食事を断ったり、事前にベジタリアンの食事を頼んだり、フルーツのみの食事(体質や宗教などの理由で食事に制限がある人向けに多種多様な食事が無料で事前に選べる)にしたりする方もいます。
わたしは機内食とそのときに飲めるワインがとっても!楽しみなので、喜んで頂きますが、食べ過ぎないようにはしています。
基本的にお酒は頼み放題ですが、気圧が低い上空を飛んでいる飛行機内では普段より酔いやすくなっているので十分に注意が必要です。
それともうひとつ、搭乗してすぐに自分を現地時間に合わせることです。
例えば夜21時出発の飛行機に乗ってイタリアへ向かうとすると、出発時刻は現地時間の昼14時です。
なので、現地時間の夕方か夜になるまではどうにか起きているようにします。
実際は機内の食事や消灯などに左右される部分も大きいですが、なるべく現地時間を意識して身体の時間をそちらへ合わせるようにすると早く慣れます。
それでも、到着日は長い移動の後で疲労しやすいので、無理はしないようにゆったりとしたスケジュールがいいでしょう。
持ち込み手荷物の準備で飛行機内の時間を快適に過ごそう!
旅行は現地に着く前から始まっています。
身体と心を整えつつ、快適に過ごしてその後の海外での時間を思いっきり楽しみましょう。
飛行機での移動時間も思い出になるような、よい旅行になりますように!