【インド】名前も知らないインドの村巡りとブッダの瞑想した洞窟と山登り

ブッダガヤ二日目は朝早くから出かけ、ブッダがマハーボーディー寺院で悟りを得る前に瞑想した洞窟、ドンガシュリ洞窟寺院(前正覚寺)へ行きます。

朝もやの中徐々に上がる太陽を前に橋を渡る。

暑くなる前のこの時間はとっても清々しくて気持ちが良い。

ブッダガヤの町中の喧騒から離れたのどかな田園風景は、インドじゃないみたい。

いや、わたしがインドの一部しか知らないだけで、こういう風景がこの国の大部分なのかもしれない。

途中でスジャータ村という村を通ります。

村の名前は、ブッダが長い苦行の後初めて食した乳粥を施した女性の名前に由来しているそう。

あの、コーヒーに入れるミルクの会社スジャータも由来は同じ。乳、つながりなのね。

ブッダはその粥を食べて回復し、その後悟りを得たので、スジャータはとても尊い行いをしたのですね。

その尊い姿を現した寺院。

わりとポップな仕上がり。

残念だったのは、そこでしつこく寄付を迫る人がいたこと。

寺院を維持するため(あるいはその人の懐に入ったかもしれないけど)仕方ないのかもしれないけど、うーん、しつこい。

スジャータ村を通り過ぎると、もっと小さな村々を通ります。村に名前があるのかどうかもわからない。

牛やイノシシ、やぎ、鶏などなどがそれぞれの子どもをたくさん連れて歩きまわり、

レンガでできた家の壁や木には牛のフンが塗られ(虫よけになるらしい)、

インドの村のやぎ

外にあるかまどで米を炊く。

そしてたくさんの子どもたち。

物をせびるわけではなく、単純に珍しいらしく後から後から人が集まってきてすぐに人垣ができる。

素のインドを見た気がしました。

ドンガシュリ洞窟寺院の帰り道、これらの村で出会った人の家でお昼ごはんを食べました。その話はまた次回。

村を通り抜けてまだまだ歩き、辿り着いたドンガシュリ洞窟寺院は思ったより小さく、人も少なかった。

座っている彼の後ろにあるのが、洞窟への入り口。中は暗く、暑い。

その後道なき道を登って、前正覚山の頂上にも行きました。

一人だと絶対こんなところまで来なかっただろうな。

数日前に会ったばかりの友人たちとともに、歩いたり上ったりした疲労感を感じながら山からの景色を楽しみました。