聖地ブッダガヤで25歳年下のインド少年からのプロポーズ

アジア

アグラからぐぐっと南東方向にある仏教の聖地ブッダガヤへ向かいます。

ガンジス河で有名なバラナシを一旦通り過ぎ、ガヤという町で乗り換えて更にもう少し電車に乗ります。

ガヤへ向かう電車は、わたしとアーヤだけ特別に一等車両だったのでカーテン付きで快適でした。

電車の中では朝食を買って食べました。INDIAN RAILWAYSと書かれた紙コップがかわいい、そしてなかなか美味しい。

乗り換えをしたガヤ駅にはながーーーい石炭車が停まってました。

着いた聖地ブッダガヤの第一印象は、

「ごっちゃごちゃ」。

インドはどこもごちゃごちゃなんですが、ブッダガヤはそれほど大きくない町なのに人が集まるために、よりそう感じたのかもしれません。

このときにはそんな景色にも慣れてきていたのでそれほど衝撃的ではありませんでしたが…

イゴールの予約してくれていた宿は、仏陀が悟りを開いた場所であるマハーボーディ寺のすぐ裏手にありました。

目の前の広場では所狭しと品物を並べたお店が並んでいる賑やかな場所。

ブッダガヤにはマハーボーディ寺の周りに、タイ寺、中国寺…など各国各寺院があります。

えー、そんな安易な名前、と思うけど本当の話。これが我らが印度山日本寺

たまたま来ていたインド人の団体に囲まれて撮らされた写真。

寺院の中は質素な日本のお寺そのもの。

座禅が組めるように本尊の前はカーペット敷きで、日本語と英語で書かれたお経が書かれた紙も置いてありました。

インド大仏なる大仏様にもお会いしました。

夕方、暮れかけたマハーボーディ寺へ。

さすがにここは警備が厳しくて、かばんは持って入れないのでロッカーに預け、男女別に簡単なボディチェックをされてから中に入ります。

入口で靴を預け、何も履かずに中を周ります。日中陽にあたった地面がほんのりあたたかくて気持ちよかった。

中は各国から集まったたくさんの人がいました。

わたしのような観光ではなく、聖地を訪れて泣き崩れるようなチベットやタイの仏教徒の方々や僧侶が多い。

そこかしこに飾られる見事な花を見ながら、悟りを開いたと言われる菩提樹も見ました。

確かに大きくて立派な木。

これはムチャリンダ池。中央には蛇に守られたお釈迦様の像。

ある人々にとってはこの世で最も尊く、清い場所であるここマハーボーディ寺は、わたしには大きく美しいお寺であること以上には感じなかった。

若いインド人の僧侶がナンパしてきたし(笑)

わたしは仏教徒と名乗ることができるのだろうか。

などとぼんやり考えながらうろうろしていたら、みんなとはぐれてしまった。

複雑な造りではないし、しばらく歩いていたら誰かに会えるだろうと思っていたけど、全然会えない。

時間が経ってきてさすがに疲れ、寺を出たところで出てくるみんなを待つことに。

しかし、聖地と言えどここはインド。

誰も一人にはしてくれない。

寺を出るとたくさんの子供の物売りがいて、座っていたわたしの周りをその子たちに囲まれてしまった。

だけど嫌な感じではなく、人懐こく、無邪気な子供たちは、わたしに何杯もチャイをご馳走してくれて、一緒にみんなを待ってくれました。

しかし、待てども待てどもそれらしき人物は通らない。ロシア人のグループなんて珍しいからすぐに見つかりそうなのに。

みんなも心配して探してくれているに違いない。申し訳ないな。

携帯はみんなの荷物と一緒にロッカーに預けていたのでわたしは取り出せない。どうしたらいいだろう。

子供たちのおかげでのんびり構えていたけどさすがに心配になってきた。

ところで、何杯もチャイをおごってくれた、10歳くらいの男の子がさっきからわたしの隣を離れない。

友達と何を話しているのかわからないけど、何となく、わたしは彼の恋人になっている様子。

そして彼がおもむろに話しかける。

「Will you marry me?」

聖地ブッダガヤでみんなとはぐれてしょんぼりしてたら、25歳以上年下の彼に(しかもさっき会ったばかり)プロポーズされました。

が、彼はわたしの年を知ると「とんでもない!」て勢いでその話はなかったことになりました。なんか振られた気分。

まぁ、若く見えたということで、よしとしよう。

ところで肝心のイゴールたちは、なんと先に宿に帰って夕飯も食べ終えてました。

わたしを心配したとは言えど、探してはいない。見終わって満足したら宿へ帰ってくるだろう、と。すごい信頼度だな。

その場にはアーヤもいたけれど、彼女もはぐれていて、しばらく寺の前で瞑想してたらしい。(それにもわりと驚いたけど)

宿の場所と名前を何となく記憶していたからよかったけれど、宿探しはイゴールに任せきりだったので、危なかった。

例のプロポーズしてくれた彼は最後までわたしに付き合ってくれて、宿でちゃっかり飲み物をせびって帰っていきました。

今日も長い一日だった。

わたしの常識は世界ではマイノリティなのかもしれない、と改めて感じました。

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