ロシアビザ


シベリア鉄道の話の前に、ちょっとロシアの観光ビザについて書いておきます。

ロシア旅行の第一関門はビザ取得です。

これが他の国と違ってややこしくて大変なイメージがあるので、ロシア旅行が縁遠いものになっています。違います??

わたしが「ロシアも案外行けそうだ!」と思ったのはあるブログを読んだことがきっかけです。

世界一周ブログの中で個人的にフォローしていたブログがいくつかありまして、そのひとつが、

35歳から始める世界一周

です。

若いバックパッカーや夫婦で世界一周をしてるというブログが多い中、タイトルから私のこころを鷲掴みにしたブログです。しかも個性が光っていて文章が面白い。

この中にロシアのビザについて書かれていたのがこちらにあって、それを参考にビザを取りました。

必ず見るべきロシア外務省のページもきちんとご自身で確認し、自分の責任で以下を参照してくださいね。

渡航事情はすぐに変わりますので。

 

まず、申請場所は日本国籍者は日本でのみ可能です。

他の国のビザ申請と違うのは、申請時に旅行会社が発行した旅行確認書とバウチャーが必要であるという点です。

そのため、ロシアを旅行する際は事前に旅程も、宿も、移動手段も、ツアーもすべて決めて決済済でなくてはならないとされています。

それが全部証明された、ロシア語で書かれたバウチャーが必要なのです。

しかし、先に書いたブログでも書かれていますが、この二つの書類だけを発行してくれる会社がありますので、そこを利用しました。

わたしが利用したのはTravelRussia.suですが、Way to Russiaでも書類発行してくれます。

該当ページ(「Issue a Visa invitation to Russia」とか「Russian Visa Support Application」のページ)のオンラインフォームに必要事項を入力し、オンライン決済で支払いをすると、メールに書類が添付されてきます。

 

無事に書類を手に入れたら、査証申請フォーム(外務省のホームページにある電子申請書に記入、印刷する)とパスポート、写真とともに東京、札幌、大阪、新潟のいずれかのロシア領事館に行き申請します。

わたしは大阪の領事館に行きました。

背の高いロシア美女が受け付けてくれて、引換証である小さい紙きれを渡してくれます。

二週間待てるならば申請料金はかかりません。二週間以内の発行を希望の場合は所定の手数料がかかります。

二週間後、再度領事館を訪れると、鼻の高い恰幅のいいおじさんがいて他の申請者の対応に追われていました。

わたしは本当にTravelRussia.suで取得した書類が有効なのか不安だったので緊張していましたが、おじさんは特に何も言わずビザが貼られたパスポートを返してくれました。

あっけない!

 

無事にビザは手に入れたものの、これがちゃんと使えるのか、入国時にどのくらいの情報を調べられるのか、不安は尽きませんでしたが、

入国審査は他の国と同様で、旅程を言わなければいけないとかバウチャーを見せなければいけないとか、特別なことはありませんでした。

出国も同じ。

結局、わたしのロシア滞在期間中、書類を見せたりパスポートが必要だったりする機会は一度もなく、他の国と同じようにバックパッカー旅行をしていました。

 

また、ロシアにはレジストラーツィヤという外国人滞在登録制度があります。

一泊でもホテルに泊まる場合はこの登録が必要であり、親戚や友人の家に泊まる場合はその親戚や友人が届け出なければならないとされています。

が、わたしは実はこの制度をあまり知らないまま渡航し、結果として一度も外国人登録をしないまま出国となりました。

きちんとしたホテルでは外国人登録をしてくれるのでしょうけど、わたしが泊まったゲストハウスやホステルでは登録の話は一度も出てきませんでした。

ロシア人の友人に聞いたところ、そんな制度は聞いたことがないと言っており、普通のロシア人は登録申請の仕方を知らないと思います。

この友人は海外によく出かけるので、今までたくさんの外国人の友人がロシアに遊びに来て彼女の家に泊まっているそうですが、そんな彼女もその制度を知りませんでした。

さまざまなホームページでは、ロシア当局とのトラブルを避けるため、登録をきちんとしておきましょうと書かれていますが、

騒ぎを起こして警察のお世話になるとか、事故を起こしたとかそういったことがない限り、外国人登録を確認することはないように思います。

あくまで私見ですので判断は個人に委ねますが、周囲の外国人旅行者もこの制度を重要視していないように感じました。