塩と音楽の町で感じた微かな焦り


オーストリア内の移動は、早くて時間に正確で快適な電車が一般的です。

外国人でもオーストリア連邦鉄道のウェブサイトからチケットを購入でき、送られてきたe-ticketを印刷して持っていけば乗車できます。

旅程が決まっている場合は早めにチケットを購入すれば安いチケットがあるので、物価の高いオーストリアでは早めの旅程確定、チケット購入が賢いと思います。

 

インスブルックの後に向かったのはザルツブルグ。

美しい街という情報だけでここへ来たので、宿以外は何の下調べもなく到着。

宿のチェックインを終えて町を散策中に初めて気付いた、ここはSound of Musicの町だ!

DSC01213

ツアーバスがいたるところに停まってます。

宿では毎晩Sound of Musicの映画を流していたので、久しぶりに見ました。戦争が背景にあった映画だったと思い出しました。

ちなみにこの宿(Yoho international youth hostel)は、スタッフが丁寧でロッカーやシャワーの設備もちゃんとしてて清潔で、ベッドが揺れにくい二段ベッドだし、カフェ併設だし、かなりお勧めです。

何気なく来た町でしたが、落ち着いた街並みと広場を走る馬車(観光客用ですが)、たくさんの教会と修道院、山の上にある城とその下を流れる川、というつくりの、都会すぎず田舎すぎず、コンパクトなこの町が好きになりました。

この整った観光地にぽつりぽつりと見られる物乞いの人々に、ちくりと違和感を感じましたが。

DSC01229

DSC01246

DSC01279

何かのお祝いだった様子。民族衣装がかわいい!

DSC01285

Sound of musicの映画の中で、マリアが結婚式をあげた教会。

町を見て歩き、満足して宿へ戻ると日本人2人に会い、夕ご飯を一緒に食べながら自己紹介。

どんな旅程か、なぜ旅行してるのか、どこがお薦めか、何を食べたか、などを話していて、わたしが感じてしまったのは焦りのようなもの。

2人とも旅行時間がわたしよりも限られていることもあって、計画は綿密で、見たい物や目的がはっきりしていて、下調べもばっちりでした。

そこでわたしは、せっかくオーストリアまで来ているのに、もっと見なければ、行かなければ、「観光」をしなければもったいない!と、今思えば感じる必要もない焦りのようなものを感じたのです。

この焦り状態はウィーンまで引きずり、その後向かったチェコのプラハで旅に行き詰まる原因となったのでした。

新しい友人のうちの1人あいちゃんと、翌日の夕方まで行動を共にすることにしました。
ザルツブルグはその名前の通り塩(Salz)が有名ですが、マリオネット劇場、モーツァルトの生家も有名なんですね。(知らなかった)

あいちゃんはSound of Musicが好きで、たくさんあるロケ地を調べていたので一緒に観光し、お城にも行き、ごはんを食べ、夕方になるとあいちゃんは修道院見学ツアーとマリオネット劇場へ向かいました。

わたしは夕方の電車でウィーンへ向かいます。

充実したザルツブルグ観光になったのに、なんとなく満たされないのはなぜだろう。疲れが残るのはなぜだろう。

このときはあまり深く考えず、ずっと楽しみにしてたウィーンへ向かうことに興奮していたように思います。